Wafer コネクタと WTB(Wire-to-Board)コネクタの違い
2025-02-24 10:43:38
Wafer コネクタとWTB(Wire-to-Board)コネクタの主な違いは以下の通りです:
定義と用途
Wafer コネクタ:通常、プラスチック外装を持つボード間(Board-to-Board, B2B)またはボードと線(Wire-to-Board, WTB)コネクタを指し、端子は通常プラスチックケースに埋め込まれています。主にPCBボード間またはPCBボードとケーブル間の接続に使用されます。
WTB(Wire-to-Board)コネクタ:線対ボード接続器で、端子を使用して導線(Wire)をPCB(Board)に接続します。外部ケーブル接続が必要な電子機器(電源、信号伝送など)に適しています。
構造の違い
適用シーン
Wafer コネクタ:消費者向け電子機器(ノートパソコン、テレビ、スマートフォン)、車載電子機器、産業機器などに広く使用されます。
WTB コネクタ:家電、電源供給装置、産業機器など、ケーブル接続が必要なアプリケーションに適しています。
選択のアドバイス
PCBボードを別のPCBボードに直接接続したい場合、またはPCBボードにハンダ付けして抜き差しできるようにしたい場合は、Wafer コネクタをお勧めします。
ケーブルをPCBボードに接続する必要がある場合、WTB コネクタをお勧めします。柔軟な配線に適しています。
比較項目 | Wafer コネクタ | WTB コネクタ |
---|---|---|
接続方式 | 板対板(B2B)または板対線(WTB) | 線対板 |
端子タイプ | ピンまたはソケット、一般的に単列/双列 | 主に線端子とPCBソケット |
端子の取り付け方法 | SMTまたはTHTによるはんだ付け | 線端子の圧着、板端のはんだ付けまたは挿抜 |
一般的なピッチ | 0.8mm、1.0mm、1.27mm、2.0mm、2.54mmなど | 1.25mm、2.0mm、2.54mm、3.96mmなど |
適用シーン | PCB間接続、信号伝送 | 電源線、データ線とPCBの接続 |